こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。
最近、ある精神科医の方がネットの動画でお話しされているのを観ました。書き起こしたわけではないので表現が違うかもしれませんが、印象的だった内容は下記のようなものでした。
「うつ病やうつ状態で死にたいと思ってしまっている人に対して、苦しみを取り除いてあげようとしても死にたいと思う気持ちを消すことことはできない。誰かにその気持ちを聞いてもらっている時は一瞬楽になったような気がしても、一人になったら何も変わっていないことに気づき、また同じことを考えてしまう。必要なのは、苦しみを取り除くことではなく、小さくてもいいから未来に希望を持つこと」
パートナーと死別し、それがきっかけでうつ状態や、うつ病になってしまう方もいます。
私もその一人でした。私は実際に死のうとしたことはありませんでしたが、死ねたらいいのにと思ったことは何度もありました。
その頃のことを思い出してみたときに、たしかに前の夫を亡くした苦しみや悲しみについて誰かに話して励ましてもらった時も気持ちが一瞬楽になった気はしましたが、些細なことでもいいから、これから先に何か楽しみができたり希望がもてた時の方が、もっと気持ちが軽くなったような気がします。
人によってどんなことに楽しみや希望を見出せるかはそれぞれなので難しいとは思います。
何をしても楽しくない、何もしたくない、誰とも会いたくない時もあります。そんな時に無理に希望を見つけるなんて無理だと思います。
だけど少しだけ時が経つのを待って、どんな小さなことでもいいから、自分の心が動いたら、ちょっとだけ何か行動してみる。大袈裟なことじゃなくて、少し楽しそうと思ったことをネットで検索してみるとか。
今はまだダメでも、明日になったら。
次の日もまだ何もできなくても、その次の日。
そうして先延ばしにしているうちに、何か楽しみや希望が見つかる日が必ず来ると思います。
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