こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。
前の夫が亡くなってから、若くして私を残して死んでしまったことを恨むような気持ちになったことがありました。
お通夜、葬儀、お墓の準備、遺産相続協議、百か日に納骨・・・夫が突然亡くなってから本当に大変でした。
夫の体の異変に気付かなかった自分に対する自己嫌悪、後悔の気持ち、夫を亡くしたことへの喪失感の中、次から次へとやることがあって頭がおかしくなりそうでした。
亡くなった夫のご両親との遺産協議が揉めに揉めていた頃、ふとした瞬間、「なんで私、こんな目に遭ってるんだろう」と考えていました。
彼が死ななければ、こんな目に遭うことはなかったのに。彼が遺言書を残していてくれたら。
遺言書なんて、30代で急に亡くなった夫が考えたこともなかったなんて当然です。
でもその時期は、こんなに若く、急に死んでしまった夫の無念さなんて、考える余裕はなくなっていました。