こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。
お問い合わせ欄からいただくお問い合わせについてこれまでも何度かご紹介したことがあるのですが、今回も一つご紹介したいと思います。
原文を載せてしまうともしかしたら個人が特定されてしまうかもしれないことも含まれていたので、内容だけをご紹介します。
その方は、数年前に配偶者と死別された女性の方です。今お付き合いされている男性から、つい最近プロポーズをされたのだそうです。
相手の男性のことを好きだし信頼もされているそうで、プロポーズされる前から結婚をしたいと思っていたそうなのですが、相手の方から本当にプロポーズされた時に、嬉しさと同時に、本当に結婚していいのかという気持ちが頭をよぎったのだそうです。
今後結婚するとしたらこの人しかいない、でも、亡くなった前のご主人やそのご家族のことを裏切ることになってしまわないかということや、それ以上に、本当に後悔しないか、結婚したら彼氏の気持ちが変わってしまうんじゃないか、という、今の彼氏との結婚に対するネガティブな感情が出てきてしまったのだそうです。
そんな時に私のブログに出会って、最初から全部読んでくださったと書いてくださいました。
そして、私が今の夫と結婚を決めた時に迷いはなかったのかというご質問と、その方の再婚に対してどう思うか、というご質問をいただきました。
その方や相手の方の家族構成やお住まいの場所、年齢なども詳しく書いてくださっていましたが、ここでは控えさせていただきます。
私がこのブログを書いている理由の一つに、多くの方が、新しい人生に踏み出せずにいる、特にパートナーと死別された方は、新しい出会いがあっても、一歩踏み出すことにためらいや後ろめたさ感じてしまっているということを知っているからです。
なので、このお問い合わせをご紹介したいと思いました、
私は占い師でもカウンセラーでもないので、自分が感じたことしか書けないということを前置きさせていただいた上で、この方だけではなくて色々な状況でネガティブな気持ちに邪魔されて前に進めずにいる方に私の意見を読んでいただけたらと思い、書かせていただきます。
つい最近、「ネガティブ」は感情で、「ポジティブ」は意思だというのを何かで見ました。つい最近のわりに、どこで見たか覚えていません(笑)。
生まれつきもっている性格や育った環境でネガティブにとらえがちな人や、もともとポジティブに考えられる人もいるとは思いますが、ネガティブな感情が出てきてしまうのは、自然なことなのかもしれません。
私も今の夫と結婚する時に全く悩まなかったと言ったら嘘になると思います。
でもよく考えてみたら、悩んだ理由は違っても、それは一度目の結婚の時にもありました。
ネガティブな感情がどこから生まれているのか、それをポジティブに変えることはできないのかを考えてみるといいのかもしれません。
たとえば、相手の男性が借金を抱えていて、その女性との結婚は明らかに亡くなった前のご主人の生命保険から得たお金目当てとか、明らかに死別した寂しさにつけ込んでるとか、誰でもいいから結婚したいからとか、そういうことでその女性にプロポーズしたのなら結婚しない方がいいと思います。
でもこの方の場合、文章からは全くそういう要素はなくて、プロポーズをされる前から結婚をしたいと思っていたこと、結婚をするならこの人しかいないと思っているということで、ほぼ答えは出ていると思いました。
あとはこの方に出てきてしまったネガティブな感情を自分の意思によってポジティブへとコントロールできるのかどうかということなのだと思います。
「ネガティブ」は感情で、「ポジティブ」は意思なのだとしたら、ネガティブに考えるのは簡単で、ポジティブに考えるのは努力が必要ということになります。
私は子供の頃からコンプレックスの塊で、自分は結婚なんてできないと思っていました。
前の夫を亡くしてからしばらくは絶望で前向きやポジティブという言葉を聞くのも嫌な時期がありました。
私は多分、親の影響もあってどちらかというともともとネガティブにとらえがちなタイプなのかもしれないと思います。
今でもネガティブな感情が出てきてしまうことはありますが、それでも、今はその頃に比べたらかなりポジティブに考えられるようになったと思います。
でも、ポジティブに考える努力をしているわけではなくて、もしかしたら、経験によって、ネガティブをポジティブに変える、そういう筋力みたいなものがついたのかもしれないと思います。
自分の中に生まれたネガティブな感情に目を向けすぎない筋力、というか。
それをつけなければ、苦しくて生きていけなかったのかもしれません。
とても苦しく辛い時期はポジティブになんて考えられないことは仕方ないと思います。何もできない時期もあります。
でも、その時期を乗り越えて、今新たなステージに立つチャンスならば、少し努力して、ネガティブな感情を自分の意思でポジティブに変える努力をしてみてもいいのかもしれないと思いました。
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