こんにちは。ハワイ在住のMichiyo です。
ハワイは日差しが強いのでサングラスは必需品です。
ハワイ生まれの夫にとってサングラスは体の一部というぐらい、いつもサングラスを持ち歩いていて、冬に日本に行った時でさえ、晴れた日はサングラスをしていました。
前回も書きましたが、夫の母が亡くなったという知らせのあった日曜日の午後、お母さんの遺体が運ばれた霊園の敷地内にある平等院に行きました。
その時も夫はサングラスをしていました。
平等院のベンチに座っているとき、「いい場所だ」と言いながら、サングラスを少しずらして、目のあたりを触っていました。
そのあと数日間、運転しているときも、街を歩いているときも、夫は時々サングラスを少しずらしては、目のあたりを触っていました。
涙をぬぐっていたのだと思います。
私が夫の方を見ているのを感じると、夫はあくびをしているふりをしました。
夫のお母さんは決して「若くして亡くなった」という年齢ではありません。男として、涙を見られるのは恥ずかしいと思ったのかもしれません。
親が亡くなった時くらい、堂々と泣いてもいいのに。
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