こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。
日本にいる頃に知り合った女性から、結婚することになったという連絡がありました。
私が前の夫と死別したのよりも後に、婚約者と死別された方です。
彼女と知り合った当時は、生きていくのが必死の様子でした。
私は、前の夫を亡くした直後、私よりも何年も前にパートナーを亡くした方から言われることの多かった「時間ぐすり」という言葉が嫌いでした。励ますために言ってくれていると分かっていてもです。
その言葉は当時の私にとって何の救いにもなりませんでした。そんな薬が効くまで耐えられないと思ったのです。だから私は、大切な人を亡くしたばかりの人には時間が解決してくれる、ということは言わないようにしてきました。彼女にもそうしました。
今回連絡をくれた時、彼女は、亡くなった婚約者のことを思うと、罪悪感がないと言ったら嘘になると言っていました。完全に立ち直ったわけではないかもしれないとも言っていました。
私もそうでした。完全に前の夫の死を乗り越えたかどうかなんてわからないし、それを待っていたら一生そんなときがこないような気もしていました。
彼女も、時間がたって立ち直った、とか、乗り越えた、というより、もう一度幸せになりたいと願う気持ちが強くなって、自然と行動に現れたということなのかもしれません。必要な出会いが必要な時にあって、それを見逃さなかったということなのだと思います。