こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。
ブログを読んでくださった方から、私が死別後、とてもすんなりと良い人に出会えたんですね、とメッセージをいただいたことがあります。
このブログを読むだけだとそんなふうに見えるのかもしれないなと改めて思ったのですが、実は死別後すんなりと今の夫と出会えた訳では全くありませんでした。
傷ついたこともあったし、逆に傷つけてしまったこともあったかもしれません。
死別だからうまくいかなかったというより、タイミングや相性、そして縁の問題だったのだと今は思います。
死別後の恋愛や再婚を望む方の背中を押したいと言っておきながら言いにくい部分もありますが、死別して初めて好きになったりおつきあいした相手と必ずしも自分が望む方向に進まない場合もあると思います。
でも考えてみたら、多くの人がそうであるように、最初の結婚の時もはじめてつきあった人ではありませんでした。
恋愛は相手のあることなので、どちらかが恋愛するような段階ではないとか、焦りすぎているときはうまくいかないことも多いと思うのです。
でも、準備ができたから、さあ恋愛しよう、というタイミングで出会えるとも限らないし、いつまで待てばいいとかいう基準もありません。
せめて三回忌まではとか、世間で言われている基準があったとして、全員がその基準に合わせるというのもピンときません。
誰かが早すぎると言ったとしても、寂しい思いをしているのはその人ではありません。普通に生活している人と、絶望の中にいる人との時間の流れ方は全然違うとも思うのです。
一つ言えるのは死別経験者の場合、お子さんなどの周りの気持ちや状況を考えながら慎重に進めないといけないことはたしかにあると思います。
でももしも自分が望んでいるとしたら、周りの目や世間で言われていることを気にして、死別後の恋愛や結婚をあきらめる必要はないと思います。
逆に本心から、自分には恋愛や結婚は必要ないと思っているのなら、周りが何を言おうとそれを貫けばいいとも思うのです。
何よりも大切なのは、好きな人がいるだけで希望になる時もあるということです。人は希望がないと生きられません。
それは死別経験者に限ったことではないと思うのです。
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