こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。
人生に無駄なことはない、起こることにはすべて意味があるとよく聞きます。
以前の私は、わかる点もあるけど、やっぱり必要ない経験もあるなと思っていました。
特に前の夫を若くして突然無くした経験は、それが私にとって意味のある経験だなんて思いたくもありませんでした。
でも数年が経った今はそれでさえ、無駄な経験ではなかったのかもしれないと思います。
身近な人を亡くした人だけでなく、傷ついたり、絶望したりしている人の気持ちを思い測れるようになったことは、私にとって大きな意味があったと思います。
特に、ハワイに来てから知り合った日本人女性が悩んだ時に私を頼って相談してきてくれた時にそれを感じました。
私がハワイに来てから、やっぱり人生には無駄なことはないのかもしれないと考えたきっかけはほかにもありました。
高校生の頃、私には進みたいと思っていた道がありました。そのため、大学への進学を考えていませんでした。
でも周りの人に相談したり色々と考えたりした末、高校三年生の秋になって、四年制大学に進学をしたいと思い始めました。
受験シーズンを間近にして、今まで受験勉強をしてきた人たちと同じように受験しても無理だと思った私は、その時の成績で安全に入れそうな大学で、小論文と面接だけで受けられる特別推薦での受験を選びました。
大学時代は友達もでき、バイトも楽しく、彼氏もできて楽しい時間や経験しました。その四年間は決して無駄ではなかったと思います。
でもそれはすべて講義以外の時間で、大学で学んだことはもともと興味のある分野でもなかったので、卒業後、仕事で使うこともなく日本では大学の専攻とは全く違う分野ばかりで働きました。
「大卒」という肩書きは得られたものの、受験する大学や学部を選ぶ時、もっと早くから準備していれば自分の人生に役に立つ勉強ができたのにと、大学での時間を無駄にしてしまったような気持ちをその後の人生で持っていました。
ところが、ハワイに来てから職探しをしていた時に、なぜかとても興味が出てきて実際に働くことになった仕事が、大学の時に学んだ分野での仕事でした。
特にハワイに来てから、無駄だったと思っていた経験でさえ、いつどこで人生の役に立つか分からないということを実感することが増えました。
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