こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。
つい最近、日本に住んでいる親しい人が愛犬を亡くしてしまいました。
私もそのワンちゃんとは何度も会ったことがあり、夫と一緒に日本に帰国した時、その飼い主さんに会った際には、犬好きの夫のためにワンちゃんを連れてきてもらいました。
今は私たち夫婦も犬を飼っていますが、当時は飼っていなくて、夫は犬と触れ合えたことをとても喜んでいました。
子供の頃に両親が飼っていたペットが亡くなった時もとても悲しかったのをよく覚えているのですが、私にとって、今の愛犬は初めて自分で飼うペットです。
今あらためて、ペットロスがなぜ多くの人を苦しめるのかを考えてみた時、ペットを失うことは、言葉でコミュニケーションのとれない小さな子供を亡くすのと似ているのではないかと思いました。
大切な人を亡くすと、人は色んなことを後悔したり自分を責めたりしてしまうものだと思います。
それは、同じ時間を一緒に過ごしたペットに対しても同じで、健康についてもっと気を遣ってあげればよかったいうのもそうですが、あの時、遊んでほしそうにしていたのに忙しくて無視してしまったとか、もっといろんなところに連れて行ってあげればよかったとか、もっと美味しいものを食べさせてあげればよかったとか、周りから見たら仕方ないと思うようなことでも、当人には後悔として残ってしまうのだと思います。
私の愛犬はラブラドールで、たくさんの犬種の中でも特に太りやすい犬種と言われています。太っている犬は寿命が短い傾向があるので太らせないようにと、同じくラブラドールを飼っている獣医さんからも言われているので、食べ物の量やカロリーには気を遣っているのですが、いつも何かを食べたそうにしています。(ラブラドールを飼っている方はよく分かっていただけると思うのですが(笑))
食べ物の量やカロリーの管理が愛犬のためと分かっていても、思う存分食べさせてあげたいと現時点でも思ってしまうくらいです。
以前にも書いたことがありますが、大切な存在を亡くした時に後悔しないなんてありえないと思うのです。
ペットロスの苦しみを克服するには、新しいペットを飼うことや、ボランティアなどで動物に触れあったりするのもいいそうです。
同じ悲しみを味わうことが怖くて、新しいペットを飼うことを躊躇したり、亡くなったペットに対して薄情に感じてしまう場合も多いようです。
それはとてもよく分かります。
でも、今はまだそんなふうには考えられなくても、その人にもいつか、状況が許すのであれば、また犬を飼ってもらいたいねと夫と話しました。
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