分骨への葛藤・・・遺骨には魂は宿っていない

前の夫との死別後

こんにちは。ハワイ在住のMichiyoです。

今回は分骨に対する葛藤について。(ここに書いたことは、私が個人的にした選択であって、それが正しいかどうかは今も分かりません。あくまでも一例に過ぎないということをご理解いただければと思います)

前回も書きましたが、私は亡夫の遺骨を分骨(遺骨を複数に分ける)して自分で建てたお墓と、ご両親が建てたお墓それぞれに納骨しました。

その決断をする際、私が一番悩んだのは分骨を本当にしていいものか、ということでした。遺骨を分けるって、体をバラバラにしちゃうみたいで、亡夫が苦しむんじゃないかとか色々と考えだすと堂々巡りで、その時もネットで検索しまくりました。

結果、ようやく安心できる一言に巡り合うことができました。

それは「遺骨には魂は宿っていない」というものです。

その時点では、遺骨は一つの骨壺に入った状態で私の自宅にあり、遺骨や遺影の前に座って何度も亡夫に話しかけていた私は、複雑な気持ちにもなりました。

でも一方で、分骨で悩んでいた私にとっては決定的な一言となり、自分でお墓を建てるという決断をする後押しをしてくれました。